あなたは、マネージャーの仕事を人を育てる・管理する仕事だと思っていませんか?
マネージャーは偉いと思っていました。だから人を育てる・管理するのが仕事だと本気で思っていました。
マネージャーの仕事は、仕事を管理することになります。
仕事を管理するために、あなたがマネージャーだったとしても、あなた1人で目標を達成しても構わないことになります。
しかし、多くのプロジェクトはa1人で達成するには仕事量が多かったり、専門的な技術が必要な場合が多いので、人を使うことになります。
マネージャーの仕事は人を育てることではなく、仕事の目標を提示して、期限内で完了させることです。
マネージャーがいる目的
- 仕事の目標を提示する人
- 期限通りに仕事が終了するようにマネージメントする人
- 初めてマネージャーを打診された人
- マネージメントに苦戦している人
マネージャーの仕事とは?
改めて、マネージャーの仕事は何かについて解説します。
マネージャーの極意を3点でまとめると以下のようになります。
マネージャーの極意
- マネージャーの仕事は、仕事をマネジメントすることである。
- できるのであれば、マネージャーが全ての仕事をしても良い。
- マネージャーは、メンバー・ツールを活用して、大きな成果を出し続ける人である。
マネージャーの仕事は、仕事をマネジメントすることである
マネージャーの仕事は仕事をマネジメントをすることになります。
仕事をマネジメントするというのは、具体的には以下のようになります。
仕事をマネジメントするポイント
- 仕事の期限、アウトプットを調整・具体的な数値で宣言する
- 仕事のプロセスを描く
- 仕事が期限内でアウトプットできるように、日々管理を実施する
要するに仕事をするためのゴール設定をして、途中のやり方を考えて、進捗状態を管理するのがマネージャーの仕事の大半を占めます。
できるならば、マネージャーが全ての仕事をしても良い
マネージャーは絶対に人を使わないといけないと思っている人もいます。
実際には、マネージャーが全ての仕事を自分で管理・実施しても問題はありません。
マネージメントのポイント
- 必ずしも、人を使って成果を出さないといけないわけではない。
- 自分のできる範囲内であれば、1人で実施するのが1番効率が良い
人と人が関わると、必ずコミュニケーションコストがかかります。
しかし、1人でできるのであれば、1人で実施すると、コミュニケーションコストがかかりません。
自営業、フリーランスの方はこの形で仕事をしている方は多いです。
マネージャーは、メンバー・ツールを活用して大きな成果を出そう
マネージャーは徐々に大きな仕事を手がけるようになります。
その時は、メンバーの特性やツールを活用して、大きな成果を出していきましょう。
成果を出すポイント
- メンバーの特性を活用すること
- 人の手を介在しなくても良いように、ツールを活用すること
- ツールを使うことを目的とせず、仕事の成果を出すことを目的とすること
マネージャーは所属するメンバーの特性・スキルを見極めて仕事をする必要があります。
なぜならば、成果を出すことが目的だからです。
そのために必要なツールは準備しましょう。例えば、進捗管理ツールなどです。
最近は、デジタルトランスフォーメーション(DX)が流行していますね。ツールの選定方法は以下の記事を参考にしてください。
なぜ人を育てることがマネージャーの仕事だと思うのか?
あなたはなぜ人を育てることがマネージャーの仕事だと思っていますか?
それは、マネジメントする対象を人と捉えているからです。
マネージャーはなぜ人をマネジメントすると思い込む?
- マネージャー=メンバーよりも偉いという思い込み
- メンバーを育てることで、会社の利益につながるという思い込み
- 昔からマネージャーは人を支えるという教育
要するに、マネージャーといえば、学生時代の部活を想像すると、人を支えることがミッションになっている言葉だからです。
育てるのはマネージャーの仕事ではない
マネージャーは、メンバーの特性を活かせるように人員を配置することが仕事になります。
そのために気を付けるポイントを解説します。
人員配置のポイント
- メンバーの特性に合わせて、人員を配置すること
- メンバーが確実にできることではなく、少しハードルが高い仕事を与えること
メンバーの特性に合わせて、人員を配置すること
メンバーが持っている特性とは違う仕事を与えてしまう人がいます。
仕事があって、人がいるからこれをやってもらおうという形です。
しかし、特性に合わせないとお互いに不幸です。
特性を合わせないと起こる問題
- 能力を発揮できずに、仕事が期限内にできなくなる
- メンバーが不満を持ち、モチベーションが下がる
メンバーの能力を正しく把握して、正しく人員を配置しましょう。
少しハードルの高い仕事を与える
メンバーが楽にできる仕事を与えていたら、メンバーのモチベーションは上がりません。
確実に実施できることではなく、少しチャレンジングな要求をしてみましょう。
そのほうが、結果的に成果が出ることになります。
チャレンジングな仕事を与える理由
- メンバーが率先して知識を得ようとする
- 知識欲が満たされることで、良質な仕事ができるようになる。
- 結果的に当初の予定よりも多くの仕事が可能となる。
マネージャーのススメ
最近はマネージャーを断る人も増えています。
なぜならば、マネージャーは仕事の責任が大きいと思われていると思います。
しかし、マネージャーは責任が大きいですが、仕事を達成した時の達成感は多くあります。
私はマネージャーになることをオススメしております。
マネージャーのススメ
- マネージャーはジェネラリストであると思われているが、マネージャーはその道のスペシャリストである。
- 自分ができない範囲の仕事もできるので、仕事ができた時の達成感がある。
- マネジメントは多くの人と関わることができるので楽しい。
まとめ
今回のまとめ
- マネージャーは人を育てるのが仕事ではなく、仕事を確実に実施することが重要
- メンバーを最適に割り当てて、メンバーの現状の能力+αの仕事を与えること
- マネージャーの仕事は楽しいので、オススメします。
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