あなたは何のために仕事をしていますか?
私は当たり前ですが、給料をもらうために、仕事をしています。
結局のところ、利益を出すことが会社への貢献につながり、それが自分自身の給料につながります。
これをやりたい!
もっとこんな風にしたい!
これもやらなければ!
なぜこれをやっていないんだ!
コストアップの要因はたくさんあります。
しかし、プロジェクトが赤字になることはいけません。
しっかりとコスト管理をしていきましょう。
ここでは、コスト管理の必要性、方法、注意事項を説明します。
コスト管理をする目的
- 会社の利益を確保するため
- お客様に安く、早く、そして良い製品を提供するため
- 自分自身の給料を上げるため
- コストのことを考えてプロジェクトマネージャーをやっていない人
- コストって何?っていう人
プロジェクトを始めるときに決めるべきことは、以下の記事を参考にしてください。
https://todd-uplife.com/start_project/コスト管理の必要性
プロジェクトは何のために実施しているのでしょうか?
- お客様に良い製品を提供するため
- 自分自身の成長のため
私は考えるコスト管理が必要な理由は、利益を確保して自分自身の給料を確保するために仕事をしていると考えています。
コスト管理の必要性の極意
- 会社の利益を確保するべし
- コストを意識したプロジェクトであることをメンバーに周知すべし
- 自分自身の給料を確保するため
会社の利益を確保する
まずは会社の利益を確保していく必要があります。
そのために、限られたコストの中でプロジェクトを成功させる必要があります。
会社の利益を確保するポイント
- あなたのプロジェクトでどれだけの利益を上げることができるのか?を考えておくこと
会社の利益を確保するために、あなたのプロジェクトでどれだけの利益を上げるのかを考えておきましょう。
コストをメンバーに意識させる
コストをメンバーに周知することが必要となります。
どれだけのコストが掛かっていて、メンバーの働きがどれぐらいの貢献があるのかを意識させることは重要です。
また、コストを意識することで、メンバーがどこまでこだわりを持ってプロジェクトを遂行するのかに関わってきます。後でどうしてもやらなければならないと、メンバーが思っていても優先順位を考えて進めることも必要となってきます。
メンバーにコストを意識させるポイント
- メンバーへの期待値を数字で意識させることができる
- 後になって、これも追加したい、しなければならないとメンバーが思った時の指針になる
メンバーへのコスト展開は大事です。
いつでも見れるようにしておきましょう。
自分自身の給料を確保する
結局は自分自身の給料を確保するためには、プロジェクトコストの管理は重要です。
会社は慈善事業ではないので、利益が出ないプロジェクトは価値がありません。
将来への研究投資などもありますが、それも将来には必ず価値が出るものでなければならないです。
自分自身の給料を確保するポイント
- プロジェクトの利益が上がらないと、給料は上がらないと考えておくべき
- プロジェクトマネージャーは、どれだけ利益を上げたかが自分自身の価値
しっかりとプロジェクトで利益を上げて、自分自身の給料を確保していきましょう!
コスト管理の方法
コストってどうやって算出すれば良いのか?
ここでは、コスト算出の方法を解説します。
コスト管理の方法の極意
- 人件費は結構大事
- 環境を構築する費用って意外と多い
- 作るものの販売価格を考えてコスト管理するべし
人件費をしっかりと管理する
多くのプロジェクトは、人件費が大きなコストになります。
それらの人件費を管理するためには、多くのポイントがあります。
人件費をしっかり管理するポイント
- プロジェクトメンバーに対して、どれだけの人件費がかかるのかを把握する
- 外注する場合の費用も、きちんと計上しておくこと
まずは人件費を把握することが、プロジェクトの成否に関わります。
環境構築する費用は案外高い?
人件費と同じく、環境を構築する費用は案外高くなることが多いです。
どのようなツールやロボット、また忘れてはいけないのは家賃などの環境を設定するための費用を考える必要があります。
これらは人件費よりも高くなることも多いと思います。
しっかりと環境構築の費用は算出しましょう。
環境構築の費用を算出するポイント
- 環境構築はお金がかかるもの。しっかりと必要なツールを揃えよう
- 案外忘れがちなのは家賃
しっかりした環境を整えないと、完璧な仕事ができません。
予算は確実に取っておきましょう。
作るものの販売価格は念頭に置いておこう
作るものの販売価格はいくらですか?
例えば、100均で売るとすると、販売価格は100円です(税抜)。
この販売価格から、製品を作るための費用全部を引いた金額が利益となります。
利益を得るためには、販売価格を知る必要があります。
販売価格を知るポイント
- 販売価格はお客様の期待値です。期待以上の成果を上げながら、会社の利益にも貢献しましょう。
販売価格を知り、自分の仕事につなげましょう。
コスト管理の注意事項
プロジェクトのコストを決める際には、注意事項があります。
これをやっておかないと、後でコストが不足して困ることになります。
ここでは注意事項を説明します。
コスト管理の注意点
- 最初からカツカツのコストにしないこと
- 自分がやった場合を前提にしたコストにしないこと
最初からカツカツのコストにしない
プロジェクトを見積するときに、コストをカツカツにする人が多いです。
プロジェクトは変更されることが前提となります。前もって変更を見越してコストを管理しておかないと、後で変更ができずに、結果的にプロジェクトを諦めてしまうこともあり得ます。
そのために、必ずコストには余裕を持っておきましょう。
プロジェクトによりますが、見積金額の10%以上は余力があると安心です。
最初からカツカツのコストにしないポイント
- 見積金額から10%以上は余力を持って、プロジェクトをスタートしよう。
しっかりと損益分岐点を考えて金額を考えよう。
自分がやった場合を前提に見積をしない
あなたは、コストを管理するマネージャーだった場合に、自分基準で見積を取ってしまうと大幅にずれる可能性があります。
なぜならば、マネージャーである自分は多くの情報を持っているので、他の人よりも仕事の進め方がわかっていると思います。
しかし、多くのメンバーは情報を取得することから始めます。
また経験値もバラバラなために、同じように進められる人がどれだけいるかということも考えておく必要があります
自分でやった場合を前提に見積をしないポイント
- あなたよりできる人はいないから、一般的な人に思いを馳せてかかる時間を検討しましょう。
見積する前提を自分にしないように、一般的な人に思いを馳せましょう。
まとめ
今回のまとめ
- プロジェクトのコストを決めるのは大事な仕事です。
- 周りにもしっかり共有しておきましょう。
- コストは余力も必要です。
しっかりコスト管理をして、会社に利益をもたらして、自分自身の給料も上げていきましょう。
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