プロジェクトは成果物を出すためにあります。
成果がないプロジェクトはありません。そのため、成果物をあらかじめ決めることは重要になります。
成果物って、何となくできたもので良いと思っていました。
プロジェクトの成否は成果物にあると言っても過言ではありません。
ここでは、成果物を決め方や決める時の注意事項を解説いたします。
プロジェクトの成果物を決めるの目的
- プロジェクトメンバーが成果を出すために焦点を絞ることができる
- プロジェクト内の基本的なコミュニケーションを明確にする
- 成果物がうまく決められない人
- 成果物の管理がうまくいかない人
プロジェクトを始める時に決めるべきことは、以下の記事を参考にしてください。
https://todd-uplife.com/start_project/成果物とは何か?
成果物とは、プロジェクト内で作るものを指します。
ここでは、プロジェクトの成果物とは何か?を解説をいたします。
成果物とは何か?
- 成果物とは、後工程に渡すためのモノを指します。
- 自分から自分に渡すものも成果物になります。
- 報告書も成果物になります。
成果物は後工程に渡すもの
成果物は後工程に渡すものになります。
そのためには、後工程を着手するのに必要な情報が何かを把握しておく必要があります。
ここで成果物として定義するポイントを解説します。
後工程に渡す成果物のポイント
- 成果物は後工程と話し合って決めること
- 具体的にフォーマットを決めておくこと
- 成果物の品質基準は明確にしておくこと
自分から自分に渡すものも成果物
成果物は自分から自分に渡すものも含まれています。
なぜ、自分から自分に渡すものも含む必要があるのでしょうか?
自分から自分に渡す成果物も含まれる理由
- 自分の仕事を整理するため
- 周りに進んでいることを理解してもらうため
自分のためにも、周りにためにも、自分から自分に渡すものも成果物として取り扱いましょう。
報告書も成果物
報告書も成果物になります。
直接的ではないですが、何をいつ報告するのかも決めておく必要があります。
報告書も成果物の理由
- 報告するタイミングを明確にするため
- 報告する内容を明確にするため
- 誰に報告するのか、何を決めるのかを明確にするため
中間生成物になりますが、最終成果物に繋がるのが報告書になります。
しっかり成果物の内容を決めていきましょう。
成果物の管理方法
成果物は管理をしておく必要があります。
管理方法について、解説をいたします。
成果物管理の極意
- 常に最新のものが、すぐに見れるようにしておく
- 成果物は変化する場合もある
常に最新のものが、すぐに見られるように
成果物は時と共に古くなるために、更新が必要となる場合が多いです。
最新の成果物を見れるようにしておく理由
- 最新の状態を保てないと、再度更新する時のベースとなるものがわからなくなる。
- 調査をする際に最新の成果物がないと、何で調査をするのかわからなくなる。
- 毎回、探し回る必要がなくなる。
最新の成果物を管理する方法は、場所を決めておくと良いでしょう。
良いツールもあると思います。それらを駆使していきましょう。
成果物は変化することもある
成果物が変化することもあります。
頑なに、成果物の形にとらわれずに、状況に合わせて成果物を再定義しましょう。
再定義する必要性
- 状況に合わせて成果物の再定義が必要となる場合がある。
- 成果物はもっと良いものにすることを検討しましょう。
柔軟な考えで、日々進化していきましょう。
まとめ
今回のまとめ
- プロジェクトの目的から、成果物を決めていきましょう。
- 最終成果物のみではなく、報告書などの中間生成物も成果物として定義しましょう。
- 成果物は常に変化があるもの。しっかり管理していきましょう。
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