プロマネってどんな人が向いているの?
プロマネって多少の向き不向きは多少ありますが、3種の神器があれば十分にやっていけると思っています。
あなたはプロマネとして、スキル不足を感じていませんか?
プロマネには多くのスキルが必要だと一般的には思われています。
そのため、多くの人が途中であきらめる、自分は向いていないと思いがちです。
あなたはプロマネをやっていく自信がありますか?
本当に自信がある人は多くはありません。
自信があるように見せることが上手だったり、経験で何とかなっている人も多いです。
しかし、3つのスキルを身に付けることによって、プロマネの仕事は今まで以上に円滑に進めることができます。
ここでは、3種の神器と題して、3つのスキルの説明と身に付け方について解説します。
プロマネ3種の神器
- コミュニケーション力
- 問題解決力
- 分析力
- プロマネのスキル不足を感じている人
- プロマネに自信を無くしている人
コミュニケーション力
まず1番大事なのは
コミュニケーション力
です。
このコミュニケーション力があると、ないではプロジェクト成否に大きく関わります。
そのため、プロマネはコミュニケーション力が最も必要だと思います。
私はコミュニケーション力がないなぁと思う方も、コツを掴めば簡単に習得できますので、ぜひコミュニケーション力を高めていきましょう。
コミュニケーション力が必要な理由
- 円滑にプロジェクトを進めるために必要
- リーダーシップを持って、プロジェクトを引っ張る能力
- ファシリテーターとして、ミーティングを円滑に運営する
- ネゴシエーターとして、調整をする能力
コミュニケーション力の上げ方
コミュニケーション力って、性格に依存するのでは?
と思っている人も多いです。
私も、コミュニケーション力が低く、友人も少ない方です。
しかし、仕事の世界のコミュニケーション力と、プライベートのコミュニケーション力は違います!
仕事で役立つコミュニケーション力を上げるために、必要なポイントは以下です。
仕事で役立つコミュニケーション力を上げるのポイント
- 仕事と割り切って、人間関係を構築する
- どんな相手でもリスペクトを忘れない
- コミュニケーショントレーニングを実施する
コミュニケーショントレーニングとは何か?
専門家に一度相談することもおススメです。【コミュトレ】 で無料診断を実施してみませんか?あなたの悩みは解決できます。コミュニケーション力が上がると起こるメリット
コミュニケーション力が上がると、プロマネにとって何がメリットになるのでしょうか?
メリット
- プロジェクトメンバーに正しく情報を伝達することができる
- プロジェクト関係者に状況を正しく伝達することができる
- プロジェクト内外の支援を受けやすくなる
- 自分でやらなくても良い仕事を、他の人に任せやすくなる
メリットは大きいです。
結局、プロジェクトの規模が大きくなっていくにつれて、自分で関われる範囲は狭くなります。
そのためには、プロジェクト間の協力が必要不可欠になります。
協力・正しい情報収集・正しい責任範囲を明確化には、コミュニケーションを取ることが一番の近道であると言えます。
問題解決力
次々と発生する問題にプロマネは挑まなくてはなりません。
問題解決力がないプロマネが率いるプロジェクトは、問題に対応ができずに失敗してしまいます。
また、場当たり的に問題を解決し続けると、問題が止まることなく発生し続けるでしょう。
失敗しないためのプロマネが持つべきスキルが、問題解決力になります。
問題解決力が必要な理由
- 突発的に発生する問題に、冷静に対処するために必要
- 問題に対処するために情報収集を効率的に実施するために必要
問題解決力の上げ方
問題解決力を上げる方法は、場数を踏むことです。
と言ってしまうと、それで終わってしまうので、もう少し本質的な解決手法があります。
それは何か?
問題解決力の上げ方
- あるべき姿と、現実起こっている問題を比較して最適解を求める。
- Quality、Cost、Delivery(QCD)を考えて、最適解を求める。
- 最後は集めた情報と経験に基づいて、決断をする。
もちろん、毎回あるべき姿を考えて行動することは間違いではありません。
まだ余裕がある時は、あるべき姿と問題のギャップを考えて行動するべきだと考えます。
しかし、
問題が発生した時には、とにかく早期に解決をしたい。とにかくコストを安くしないと赤字になる。等で、とにかく品質も大事だが、品質以外の側面でも検討して、最適解を求める必要性があるときが多いです。
そんな時はQCD(Quarity, Cost, Delivery)で比較表を作成して、いくつかの案で比較するのが良いです。その比較表を基に、プロマネは最終判断をすることになります。過去の経験上で、ここはQuarityが十分ではないとダメだとか、Cost重視で行く等を、プロマネは判断を明確にすることが大事な仕事になります。
問題解決力が上がると起こるメリット
プロマネは、ある意味問題解決が常に求められます。
そのため、問題解決力が上がると、プロマネにとってもメリットは大きいです。
問題解決力を上げるメリット
- 問題発生時に適切な対処をすることで、後で再度問題になる可能性が減る。
- 再発しないことで、プロマネやプロジェクトメンバーのタスクが減る。
- 早く帰れる
問題を発生しないことは、お客様にとっても大きなメリットですが、結果的にプロジェクト全体の工数が減ることで、早く帰ることができるようになります。
肉体的にも精神的にも問題が発生したら、ツライ状況に陥りがちです。
再発しないように、しっかりと問題発生時には適切な対応をしていきましょう。
分析力
最後は分析力になります。
分析した結果をプロジェクトに役立てるのは、プロマネにとって重要な要素となります。
この分析を軽視をして、過去の知見で判断することは、最近のプロジェクトでは通じなくなっています。
最近のプロジェクトは複雑化してきています。そのためには適切な分析が必要不可欠になります。
分析力を上げて、プロジェクトを正しい方向に導きましょう。
分析力が必要な理由
- 様々な問題に対応するために問題分析に必要
- プロジェクトメンバーの能力を知るために必要
- 関連プロジェクトとの円滑な情報交換のために必要
- 予算・スケジュールの立案に必要
分析力の上げ方
分析することが好きで何でもかんでも分析する人が多いと感じます。
最近では、分析が目的となってしまい、結果的に何がしたかったのか?と疑問を持つことも多いです。
分析をする際に考慮するポイントは以下の4つになります。
分析力を考慮する際に使う4つの指標
- プロジェクトや問題の規模 (どの程度の時間やコスト、人員がかかるプロジェクトなのか?)
- 問題や開発状況の推移 (例えばQAの件数や改善件数、タスク進捗状況等)
- 割合 (例えば、ある特定の問題に対して、お客様からの指摘が全体指摘の何%占めているのか?)
- 関連性 (プロジェクトメンバーの実施内容とスキルのマッチング、問題と問題の関連性等)
この4つの指標を中心に分析することで、多くのプロジェクト推進や問題解決に役立つことでしょう。
分析力が上がると起こるメリット
メリットは、大きく言えばプロジェクトは成功に近づくことです。
具体的には、どのようなメリットがあるのでしょうか?解説します。
分析力を上げるメリット
- プロジェクトの初期段階での見積ミスが減って、後で追加のコストやプロジェクトの延長申請が必要となる。
- プロジェクトの進捗状況が正しく把握できず、結果的にできていなかったとなることを防ぐ。
- 問題が複数発生しているときに、効果が薄い方から実施して、お客様に迷惑をかけてしまうことを防ぐ
プロジェクトを円滑に進めるには、分析力は必須スキルです。
まとめ
今回のまとめ
- プロマネの3種の神器は、コミュニケーション力、問題解決力、分析力
- 3種の神器を持つことで得られるメリットは多数
- 3種の神器のコツをつかみ、プロマネ活動をより充実させましょう
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