あなたは、在宅勤務での評価って不安ではないですか?
私は評価する立場にいることが多いのですが、
評価の基準を決めるのに苦戦しています。
在宅勤務前の評価基準は、以下の4つでした。
- 仕事の成果
- 成果を出すためのプロセス(頑張り)
- 勤務態度
- 他者との関わり方 (自分ごととして動ける人)
でも、在宅勤務になったことで、これらの評価基準では判断ができなくなってきました。
なぜならば、勤務態度や頑張りは見えなくなっています。
部下とのコミュニケーションも減っている状況で、かつ 部下と部下のコミュニケーションも減っており、評価の不満が多くなっていると思います。
そのため、部下の不満もなく、明確な評価基準を考えています。
- 仕事の成果
- 成果のアピール、報連相の質
これは逆転のチャンスです。
私は他の人とコミュニケーションを取るのが下手なので、空気が読めないとか言われることが多かったです。このような人も多いのではないかと思いますが、在宅勤務で評価基準が変わるので、変わった評価基準に合わせるように、成果をベースとした仕事の仕方にシフトすれば、評価が上がります。
ここでは、在宅勤務での評価を上げるための方法を解説します。
- 在宅勤務の人
- 在宅勤務で評価されていないと感じている人
- 在宅勤務で評価基準を決め切れていない人
なぜ在宅勤務だと評価基準が変わるのか?
要するに、今まで見えていたものが、在宅勤務で見えなくなったためです。
在宅勤務だから評価基準を変えるのではなく、必然的に評価基準を変える必要があります。
どうして変えないといけないのかを解説します。
勤務態度が見えない
在宅勤務で、ずっとカメラONで仕事をしない限りは、基本的には勤務態度では判断できません。
私も在宅中は勤務態度が良いとは言えないです(笑)
だから、勤務態度の良し悪しでは判断ができなくなりました。
ポテンシャルでは判断できない
仕事の取組み方が見えないので、その人のポテンシャルを評価することも難しいです。
普段の勤務態度、仕事の進め方(プロセス)も、本当に見ることができません。
だから、今後のポテンシャルでは判断ができなくなりました。
協調性では判断できない
人との関わりが見えないので、その人の協調性を評価することも難しいです。
仕事を進める上での協調性はもちろんですが、仕事の相談しているとかも報告してくれないと見えないです。
だから、協調性では判断ができなくなりました。
結局は成果で評価するしかない
色々な定性的な評価基準はことごとく、できなくなっています。
そのために結果的に定量的に判断ができる成果で判断することが残ります。
誰もが納得できるのは、定量的な判断ができるものしか残りません。
「プロセス評価」から「成果評価」に移行せざるを得ないのが実情です。
評価をする側が、何を見ているのか?
成果を見ると言っても、何を見ているのかを解説します。
出した成果の質と量
結局のところ、成果評価なので成果を見ています。
成果が出ている人は評価するし、成果が出ていない人は評価されません。
それは、成果の質・量ともに評価の対象となります。
質を追求すると、誰もが難しい仕事を達成した場合、その人にしかできない仕事は評価が高い傾向になります。
また、一度に捌く仕事量も見ています。量を達成するのも大事です。
報連相を忘れない
成果を出しても、報連相がないと、どんな成果が出ているのか把握ができません。
そのために報連相は重要な要素です。
報連相は上司から求めることもできますが、時間には限りがあります。
ちょっとした相談が難しくなるのが、在宅勤務の欠点です。
だから、上司は担当の方まで見ている余力がなくなります。
どうしても問題が起こっている方に意識が行きます。
そのため、報連相を細かくできる人は評価が高いです。
計画通りに進められている人
計画通りに進められる人は評価が高いです。
仕事は段取りと言いますが、しっかり計画を立てることができて、その通りに進められる人は評価が高いです。
仕事を計画的に進めるためには、先読み力が必要です。先読み力を磨くための方法は以下の記事を参考にしてください。
https://todd-uplife.com/look_ahead/効率的に成果を出し続けるために
在宅勤務で評価される成果を出し続けるための方法を解説します
目標・計画を明確にしよう
目標と計画は仕事を進めるために、重要な要素です。
在宅勤務では、定量的に判断できるようにするために、目標と計画を明確にして、上司と共有しておくことが重要です。
計画を共有し、その計画通りに進められる人は評価を上げることができます。
意識的にアウトプットを共有しよう
普段、会社で仕事をしていた時よりも、意識してアウトプットを共有しましょう。
在宅勤務では、上司は細かいアウトプットまで見る機会が減ってしまいます。
途中経過でも、計画通りにアウトプットが出ていることを共有しましょう。
アウトプットを共有するだけでも、上司はちゃんとやっていることがわかるので安心できますし、その人の評価が上がります。
自分から動く
在宅勤務では、上司からアプローチする機会が減ります。
また、同僚からもアプローチは減ります。
そのため、自分から上司や同僚にアプローチすることが重要になります。
自分からアプローチすると、しっかりアピールもできますし、状況把握もできます。
しっかり自分から動きましょう
まとめ
- 在宅勤務では「プロセス評価」から「成果評価」に変わる
- 評価側は計画通りに成果が出ているかを見ています
- 計画や成果はこまめに報連相しましょう
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