あなたは同僚と比較して、勝てないと落ち込んだことはありませんか?
私はいつも劣等感と戦いながら、仕事をしています。
みなさんは、どうして勝てないと思っていますか?
- 学歴が低い
- 仕事の理解が遅い
- アイデアがない
- 説明下手
- 記憶力が低い
なぜあの人にできて、私にはできないのだろうか。悩みますよね。
私も三流大学卒業して、東証一部上場企業に転職で入社。
もちろん周りは一流大学だらけ。本当に仕事の理解度や記憶力には大きな差を感じたものです。
でも、劣等感を持つことは大事なことだと思います。
劣等感を持たないと、自分の現状に気づかないからです。
ここでは、あの人には勝てないなぁと考えて諦めてしまう前に、
あなたができることを解説しています。
同僚に勝てないと思ったときの極意
- 勝てない相手ではない。それはあなたが苦手なことで比較しているから。
- 例え勝てないと思っても、態度に出してはならない。態度に出すと周りからも同じように見られるから。
- 勝てないと決めつけてはならない。過去の事実に縛られているだけかもしれないから。
- 同僚に勝てなくて落ち込んでいる人
- 同僚に勝ちたくて仕方がない人
なぜあなたは同僚に勝てないと思い込んでいるのか?
改めてなぜあなたは同僚に勝てないと思い込んでいるのでしょうか?
あなたにない能力を持っている同僚を羨ましく思っていたり、同僚の方が過去に実績を上げて羨ましく思ったりしているのではないでしょうか?
具体的な数値で、あなたは同僚に勝てていないのでしょうか?
ここでは、勝てない思い込みについて、解消方法を解説します。
勝てないと思わない極意
- 能力ではなく、成果で比較してみよう。
- 1人で戦っているのではない。チーム戦ではあなたが強いかも。
- あなたが得意な分野は何ですか?○○の田中などと呼ばれるように得意分野を伸ばそう
能力ではなく、成果で比較してみよう
あなたは何を基準に同僚に勝てないと思っていますか?
学歴もあるし、能力が高そうな態度の人っていますよね。
でも、実際はあなたの方が成果を出しているかもしれません。
能力=成果ではありません。ここでの成果は、以下を指しています。
成果のポイント
- 会社への貢献度(利益)にどれだけ貢献をしているか?
- 仕事の規模・難易度はどうか?
- 後輩の成長に、どのように携わっているか?
だから、能力が高い人が仕事ができる人ではないのです。
特定の能力で比較するのではなく、あくまで成果(会社貢献度や後輩の成長)を比較していけば良いです。
チーム戦では、あなたの方が強いかも
あなたは個人で比較をしていませんか?
チーム全員での成果で比較することも大事です。
まず、あなたが所属するチームがどれだけ会社に貢献しているか。そのチームであなたがどれだけチームに貢献しているかが重要です。
チーム戦のポイント
- 所属するチームの会社貢献度
- チーム内のあなたの貢献度
確かに個人戦では勝てない人も多くいます。私も個人戦では、ほぼ周りには勝てません。
しかし、あなたには味方がたくさんいるのではないでしょうか?
他の人の力も借りるのも立派な能力です。
私は出来が悪いので、周りに助けられて仕事をしています。
周囲の人へのリスペクトを忘れないように。
あなたの得意分野は何ですか?
あなたは何が得意ですか?
あなたがやりたいことと、得意なことは違うのかもしれません。
得意分野で比較すれば、あなたの方が優位に立っていても、苦手な分野でまで優位に立つ必要はないと考えています。
なぜならば、人間は”持ちつ持たれつ”の関係が続きます。得意な分野でしっかり貢献できれば良いのではないでしょうか?
あなたの戦うフィールドのポイント
- あなたは得意分野を今の仕事に活用する方法があるのでは?
- もっと考える時間を持って、得意分野を伸ばすべし。
- 得意分野では誰にも負けない。
ちなみに、私は”しんがりの○○(本名)”と呼ばれています。
これは、開発業務が落ち着いてきたときに、最後まで残っていることが多いです。
私は最後に開発の振り返りを実施して、反省点を次に活かせるように手順化することに長けているから。
おそらく私はアイデアを出すことは長けていないです。
ほぼアイデア出しができない人なんですが、やったことの問題点を抽出して改善することに長けています。
この能力を最後の工程でやり切り、次に同じ失敗をしないようにみんなに伝えることが使命だと感じています。
地味ですが・・・。
もし勝てないと思ったときに、どのように自分自身を支えるか?
勝てないからと言って、あなたが悩む必要はありません。
あなたには、あなたの良さが必ずあります。その勝てないを気付きに変えて、マイナス思考から脱出しましょう。
勝てないマイナス思考から脱出の極意
- 勝てないと思っても、相手を本当に尊敬してはならない。その瞬間から上下関係ができる。
- 勝てない場合は、目線を変えてみる
- 変更できない事実で比較をするのはやめる
勝てない相手は尊敬してはいけない?
勝てないからと言って、その人を尊敬する人がいます。
尊敬する人を持ちなさいと言われることも多いと思います。
かなりの上司であれば良いと思います。私も社長は尊敬をしております。
しかし、同僚を尊敬の対象とすることは、あまり良いとは言えません。
同僚を尊敬の対象としたときの問題点は以下の3点になります。
同僚を尊敬したときの問題点
- 尊敬した同僚との立場上の上下関係ができる
- 同僚を尊敬することによって、心の中でも上下関係ができる
- どうしてもネガティブ志向となる
尊敬の対象はどうしても超えられない壁になってしまいます。
ライバルを持つことは良いとは思いますが、尊敬の対象を持つ必要はありません。
勝てない場合は目線を変えてみる
どうしても勝てない同僚がいると思います。
私にも勝てない同僚はいます。しかし、それは自分の苦手分野、もしくは相手の得意分野だからです。
だから、相手を無条件な尊敬をしているわけではなく、その分野においては尊敬をしています。
そのような考えに至ったポイントは以下3点です。
目線を変えるポイント
- 自分の得意分野・苦手分野を把握していること
- 自分のできないこと、苦手なことで比較をしない
- 勝てないことは、なぜ勝てないのかを考えてみる(もしかして勉強不足?苦手分野?)
相手に勝てないと思ったときには、自分の得意分野や苦手分野を知るチャンスと考えています。
私にも気付かなかった得意分野や苦手分野がありました。それは同僚に勝てないことがきっかけになったものもあります。
勝てないと嘆くのではなく、チャンスに変えていきましょう。
変更できない事実で比較するのをやめる
変更ができない事実をもとに比較するのはやめましょう。
変更できない事実とは?
- 学歴
- 過去の仕事に対する成果
- 転職歴
変更できない事実をもとに比較したところで、過去は変更できません。
これから何とかなるような能力的な比較をすることは、間違いではないですが、
過去を事実は変更できませんので、考えるだけ無駄です。
余計なことを考えずに、未来に目を向けて行きましょう。
勝てないと思っても、絶対にやってはならないこと
勝てないと思った場合でも、絶対にやってはならないことがあります。
勝てないと思ったときに絶対にやってはならない極意
- 明らかに不貞腐れた態度、言動
- 足を引っ張る行為
- 諦めてしまうこと
これを実施することで、自分の評価をわざわざ自分で下げに行っています。
あなたには、あなたの得意なことがあるのに、目を向けずに、不貞腐れた態度や足を引っ張ったり、諦めてしまうと、周りは見ているものです。
まとめ
今回のまとめ
- 勝てない相手ではない。それはあなたが苦手なことで比較しているから。
- 例え勝てないと思っても、態度に出してはならない。態度に出すと周りからも同じように見られるから。
- 勝てないと決めつけてはならない。過去の事実に縛られているだけかもしれないから。
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