転職での面接でうまく話ができない人はいませんか?
何度か転職で面接をしていますが、どうしても通らないんですよね?
新卒の面接と転職の面接は違うものです。
面接の目的・違いを理解をしておいて、面接を攻略する考え方があります。
新卒の面接は、あくまでこれから教育するための潜在能力を見ていることが多いです。
しかし、転職での面接は、会社が考えている役割・ポストに合う即戦力の人材を探すことが目的になります。
そのため、転職での面接には新卒の時と違う攻略方法があります。
攻略方法を5つに厳選して、具体的に解説をします。
- 転職の面接を受ける時の準備がわからない方
- 転職の面接が通らない方
方法① スキルの棚卸を事前にやっておく
あなたが持っているスキルをもう一度洗い出しをしてみましょう。
しっかり考えると、あなたが持っているが見えていないスキルがわかるはずです。
昔の経験も含めて洗い出す
あなたが持っているスキルの洗い出しは、社会人になった後からスタートをする必要はありません。
学生時代からやってきたことを、もう一度見直してスキルを洗い出しましょう。
私は大学時代に研究していた生体認証が、これからの業務に役立つから採用検討をしたと聞いたので、
成果とスキルを期待されて、入社することができました。
出した成果と自分の当時の役割を洗い出す
実績をアピールしても、その実績に対してあなたはどのような役割を担ったのか?が重要になります。
たとえチームで実績を残したとしても、あなたの関わりが薄い状態で、スキルが得られていないと、転職先の会社では、その実績では活躍することができません。
自分の役割を意識せずに、面接で饒舌に話をしてしまうと、ボロが出てしまい、面接中に信頼を失っていきます。失った信頼は確実に取り戻せません。
しっかりと自分が何を経験したのかを、正確に洗い出しをしましょう。
方法② 面接する会社に自分がどこで役に立つのか事前に確認する
面接する会社に対して、あなたは即戦力として求められます。
そのために、その会社に入った後で自分が役に立つ方法を検討しましょう。
会社が求めている役割を事前にできるだけ把握する
あなたが面接に臨む際に、一番大事なポイントは、即戦力として転職先で役に立てるのか?になります。
即戦力を求めている会社は、期待されている役割があります。
その役割が事前にできるだけ把握できているのと、把握できていないのとでは、対策が大きく変わってきます。
募集要項を見たり、転職エージェントに調査を頂いたり、様々な手を使ってできるだけ期待される役割を事前に把握しておきましょう。
具体的な話ができるように準備をしておく
転職先が期待する役割に合わせて、具体的な話ができるように準備をしておきましょう。
私の場合は、事前に生体認証系のまとめ役を期待されていることがわかったので、
生体認証で研究した内容と、その時に得られた技術力、および 社会に入ってまとめ役を担ってきたので、そのあたりの話をまとめて話ができるようにしました。
できるだけ具体性があるストーリーで話をできれば良いと思います。
方法③ 時間は厳守。でも早すぎてもダメ
社会人は時間厳守が大事です。
時間にルーズな人は採用されません。ましてや、面接の時間を厳守できない人は信頼できません。
かならず時間は守りましょう。
時間に遅れるのは、社会人として論外である
社会人として、時間に遅れるのは論外です。
時間に遅れるのは、相手の時間を奪っている行為となります。
そのため、必ず時間厳守で面接に臨みましょう。
時間よりも大幅に早く来るのは、相手のことを考えていない
転職採用の場合、面接される方は人事の方とは限りません。
主に転職先の部署の方が多かったです。私は技術者志望だったので、面接相手も技術職の方が実施していただける時が多かったですね。
その場合、相手も別の業務を持っていて、その合間に縫って面接をして頂くことになります。
約束をした時間よりも、大幅に早く来るのは、配慮が足りない人になります。
約束時間の10~15分前に行くのが理想的です。
方法④ 面接はコミュニケーション能力を見られている。
転職での面接は、新卒の面接と違って、質疑応答形式が崩れる場合が多いです。
相手と会話のコミュニケーションを重視していきましょう。
話のテンポを相手に合わせる
相手との会話は5対5ぐらいで話ができれば良い結果になると思います。
(気持ち的には、相手から聞き出そうとするぐらいが良いのかなと思います。)
どうしても主張したい、転職先に入りたいという思いは強い時があります。
その時に、あなたのことを話をしたい気持ちが強くて、少ない質問に対して、勝手に話を広げて相手を置き去りにしたりしないようにしていきましょう。
相手の質問に対して、端的に答えつつ、相手の意見を引き出すようにしていければ良い感じです。
面接ではなく、あなたを売るための交渉だと思う
面接ではあなた自身を売り込む商品して、交渉をする気持ちで行きましょう。
良ければ選んでもらうという考え方ではなく、絶対に売るんだという形で進めれば相手にも誠意はつたわります。
転職の面接は、1対1の交渉になります。新卒の場合は、採用数が複数あることが多いですが、転職はあなたの持っているスキルを1対1で売り込むことになります。
方法⑤ 面接時には、相手の意見を引き出し、足りないスキルをどうするかを話をする
転職先に貢献できることをアピールする必要があります。
しかしながら、相手の期待に応えられないことも考えられます。
その場合の対応方法について解説します。
完全に期待値にマッチしている可能性は低い
まず、転職先と完全にスキルがマッチしている可能性は低いと思ってください。
会社にとっての理想像と、あなたのスキル・やりたいことには差異があると思っています。
面接では、その差異を埋めていく活動となります。
そのためには、正直にマッチしていないことを話をする必要があります。
私が転職した時には、
相手が求めているスキルは持っていましたが、知識が大きく不足していました。
なぜならば、私は完全に別の業界に転職をしようとしていたためです。
相手の求めている要望に対して完全一致していることはないと考えるだけで、だいぶ楽になると思います。
スキル・知識を得る方法を相談する
では、完全一致していないから仕方がないと、面接で後ろ向きになってもいけません。
では、どうするか?
正直にできないことを伝えて、入社までにできることを聞きましょう。
足りない部分は必ずありますので、それを正直に伝えて、補うために入社までにやっておいた方が良いことを聞くという姿勢を示せれば、大きく前進するでしょう?
私は正直に、業界知識が不足していました。
そのために実施しておいて欲しいことを聞きました。その時には、いくつかの本を紹介を頂きました。その日のうちに書店に行き、買って帰りに読んでいました。
結構、興味深かった。
まとめ
- 面接前と面接中には準備・心構えをしっかりやって行きましょう。
- 面接前はスキルの棚卸や、相手の会社とマッチするかを検討しましょう
- 面接には遅れるべからず、しかしあまり早いのもダメです。
- 面接中は、しっかり相手とコミュニケーションを取りましょう。
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