あなたは仕事を他の人に任せられますか?
自分でやった方が早いし、成長できそうなので自分で仕事をやった方が良いですよね?
仕事を任せることは、あなたにも、任せられた方にもメリットが大きいです。
自分が全部の仕事をやらなければならないと思っていませんか?
任された仕事だから、やりきらなければならないと思っていませんか?
あなたが仕事ができないと思って、一生懸命自分だけでもがいていませんか?
頼りにされて、あなたがやらないといけないと思っていませんか?
特に、私が見てきて思ったのは、
仕事ができる人ほど、人に任せることができない。
責任感が強い人ほど、人に任せることができない。
でも、1人でやることができても、あくまで1人分の仕事です。
これを大人数で取り組むことで、何倍もの成果が出ます。
- 仕事を任せることができなくて困っている人
- 仕事の成果が出ないと、一人でもがいている人
- 自分で仕事をやるべきだと思っている人
仕事を任せることで得られるメリット
仕事を任せるためには、まずメリットを把握しておく必要があります。
メリットを知ることで、もっと人に任せようと思えます。
ミスが見つけられないリスクを回避できる
1人で仕事を進めていると、ミスが多くなります。
理由は2つあります。
- やっている仕事が合っていると思い込み、結果ミスを見過ごしてしまいます。
- 専門性がない箇所でも自分でやっていると、勘違いが起こります。
小さな判断ミスでも、結果的に大きなミスにつながってしまい、多くの人やお客様に迷惑をかけてしまう場合があります。
私の経験談です。
私は細かい仕事が本当に苦手なのですが、1人でファイル操作を手動で実施し、コピペミスに気付かなかったことで、最終的に上司やお客様にご迷惑をおかけしました。
無駄な仕事が減る
人に任せることで、あなたは多くの時間を空けることができます。
- 残業時間が減る
- 休みが取りやすくなる
あなたが仕事を任せることで、あなたの時間が空きます。
その空いた時間で、あなたがスキルを習得する等、もっと有意義に利用できるようになります。
私は空いた時間で、ブログを書いています(笑)
また時間が空くと、精神的な余裕も産まれます。
その分、自分の仕事の生産性が上がるようになります。
部下や後輩が育つ
仕事を任せるのは、任された相手も成長することができます。
あなたは、仕事を任せられたら、どう思いますか?
私で大丈夫かな。信頼に答えたいなと思います。また、任された安心感もあると思います。
その仕事が成功したら、自信にもつながりますし、
万が一失敗しても、失敗から学ぶことも多いです。
また、自分も部下を育てることで評価があがることもあります。
結果的に、部下は育つ、自分の評価も上がるので、Win-Winの関係となります。
より重要な仕事に注力できる
色々と仕事をしていると、重要な仕事に目がいかないことがあります。
人に任せることで、重要な仕事に注力することができます。
- 色々と仕事をしていると、時間がなくなる
- 色々と仕事をやっていると、頭の切り替えがうまくいかない。
他の人に仕事を任せると、あなたはもっと有意義な仕事に注力することができます。
それは、あなたにとっても会社にとっても大きなメリットになります。
任せる仕事の見極め方
任せられる仕事と、任せられない仕事の見極めは大事です。
あなたがやらなくても仕事が回る場合
あなたがその仕事をしなくても、仕事が回るのであれば、人に任せることが良いです。
もっと、あなたはあなたにしかできない仕事をした方が全体的に良い結果が出ます。
あなたは人に任せることで、あなたにしかできないチャレンジもできるようになります。
チャレンジし続けることで、あなたの価値が高まります。
相手の方がスキルがある場合
相手の方が良い結果が出る場合には、任せることで全体の成果が上がります。
仕事全体のことを考えると、相手にスキルがある場合は任せることをおススメします。
できないことは、できる人に任せる。これは大事です。
専門家に任せる場合の記事は以下にあります。
https://todd-uplife.com/matching_expert/ゴールが明確ではない仕事は任せない
ゴールが明確ではない仕事は任せない方が無難です。
ゴールを見極めて、報告してくれる人には任せても良いと思いますが、
基本的には、ゴールが明確ではない場合には、あなたが思った通りの結果が出ないことが多いです。
ゴールを明確にしてから、仕事を任せると良いでしょう。
仕事の任せ方
次に仕事の任せ方について説明します。
指示ではなく大きな括りで任せること
任せることは、細かく指示を出すことではありません。
指示を出して、ただロボットのように仕事をしてもらうことは、任せることではありません。
それでは、任せた相手にも任された感もありませんし、成長することもありません。
成果を出せるような仕事を大きく任せて、任せた相手も考えて仕事ができるようにしましょう。
ゴールを伝えて、プロセスを確認する
あなたが仕事を任せる時には、あなたがイメージするゴールを相手に提示しましょう。
ゴールとは、
- 成果物の種類
- 品質基準
- チェックリスト
ゴールを伝えた後は、どのように進めるかを確認してください。
プロセスを確認する時は、各プロセスの着手条件、品質条件、および 日程を報告してもらってください。
プロセスを確認する作業は大事な仕事です。これを省くと結果的に後戻りになりかねません。
任せる人をよく観察しましょう
誰にでも同じように任せるのはNGです。
自分で物事を進めたい人の場合は、
- とにかくゴールを示すこと
- プロセスを自分で書いてもらって、アドバイスを送るようにすること
- 相手が自分で進めたという自信をもってもらうようにすること
相手に依存しつつ、自分の意見を持っている人
- 疑問形で聞いてみて、議論するようにすること
- 議論した結果をもとに、自分でプロセスを書いてもらうようにすること
- 相手の意見で進めるが、あなたは承認をしながら進めること
相手に依存して、進め方も決めて欲しい人
- まずはプロセスを書いてもらう
- プロセスを確認するタイミングを多く設ける
- 修正点を具体的に伝える
- 常に相談されても良いように準備しておく
徐々に自分の意志で進められるようにしたいですが、最初からはうまくいきませんので、相手の性格・能力を見て、確実に進められるようにしましょう。
まとめ
- 人に任せることは、自分だけではなく相手にもメリットがある。
- 任せる仕事は、あなたがやる必要がなく、相手の能力を十分に発揮できるものを。
- 任せる時には、仕事のゴール、品質基準、期限を明確にすること。
- 任せる人を見極めて、仕事の出し方を考えよう。
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