専門家に仕事を頼む!注意点を頼まれた時と頼んだ時の体験談から説明します

専門家に仕事を頼んだ時に失敗したことはありませんか?

今回は専門家に仕事を頼む際の注意点について説明をします。

よく外部に仕事を出すことで自分の時間を作り、もっと有益な仕事をしようと言われます。
今は昔のようにガムシャラに何でも仕事をする人よりも、チームで動ける人が重宝されます。

Todd
Todd

でも、どうやったら外部に依頼したら良いのだろうか?

このような人は是非読んで欲しいです。
  • 外部へ仕事を依頼すると、思った通りの結果が得られない人
  • 外部へ仕事を依頼しても、成果につながらない人
目次

なぜ思った通りの結果が得られないか

あなたはどのように仕事を依頼していますか?
以下のような方法をとっているのに、結果が出ないと言っている人は当然出ないと思います。

  • 相手の専門性を理解していますか?
  • 相手はこちらが持っている知識を持っている前提にしていませんか?
  • こちらが期待する結果を具体的に伝えていますか?(納入の条件が数値化されていますか?)

これらを理解して仕事を出せば、改善するはずです。

相手の専門性を理解していますか?

相手の専門性を理解せずに、仕事を出していませんか?

相談者
相談者

そんなの専門家を雇うんだから知っているよ!

Todd
Todd

相手のスキルを深く知り、スキルがマッチしているかどうか確認しよう!

でも専門家を大きくと捉えすぎている人がいるように思います。

例えば、プログラマーを例に取ると、
プログラマーだと、PythonもRubyも、昔ながらのCOBOLも全部知っているのか?
というと、そういう人は珍しいですよね?

それをプログラマーだから、AI系使いたいからPython知らなくても
COBOL知ってるから大丈夫でしょうね。と思っていたら違うのと同じです。

専門家にも得意分野があります。
これを理解していないと、結果が伴いません。

相手はこちらが持っている知識を持っている前提にしていませんか?

次は相手はこちらの持っている知識を持っていると思っていませんか?

相談者
相談者

こんなの常識だから、誰でも知っているでしょう。

Todd
Todd

あなたの常識は専門家の常識とは限りません。

常識だから伝えなくても大丈夫だと思っている人もいると思います。

例えば、あなたは神戸に”ポートタワー”があることは知っていますか?
私はポートタワーを見るの結構好きだから、今度ポートタワーのミニチュアを作りたいとします。
これをポートタワーを知らない人が作るのは難しいと思います。
(もちろん検索すれば出てくるのですが)

専門家があなたの常識をすべて理解していると考えるのは危ないです。
特にあなたの業種がニッチな場合、もしくは社内用語が飛び交っている場合は危なさ倍増です。

こちらが期待する結果を具体的に伝えていますか?

最後に期待する結果を具体的に伝えていますか?

相談者
相談者

専門家だから、結果は良い感じに出来るだろう。

Todd
Todd

具体的に伝えないと、あなたの思った結果にはならないです

専門家でも、自分の今までやった実績のテンプレートを持ってくる人が多いです。
その方が簡単にできるから。

また専門家は自分の仕事にプライドを持っている人が多いです。
だから自分の出した結果に疑いを持たないことも多いです。

例えばシンプルでキャッチーなイラストを期待しているのに、
バナーのイラストをお願いします
と依頼して、結果が目がチカチカするようなイラストだとダメですよね?

相談者
相談者

でも専門家に頼んだし、私もイメージ持っていないし。どんなことを依頼すれば良いのでしょうか?

Todd
Todd

例えば途中でレビューして、できる限り欲しい結果に近づけていく方法もおススメです。

私の経験談

ここからは私の経験談を説明します。

私が専門家として仕事を受けたときのこと

私はもともとプログラマーでした。CやCOBOLを専門にしていました。
やりたいことを聞いて、それをプログラムにしていく作業を請け負っていました。

でも、作業を実施した結果として、お客様から修正依頼が入ることが多かったですね。

Todd
Todd

なぜ修正依頼が入ったのかわからない。依頼通りにしたのに・・・。

当時のお客様には、まだ伝えきれていない”真のやりたいこと”があったと後で気づきましたが
やり直しが発生して、精神的にも肉体的にもきつかったですね。

翻訳者(専門家)に製品の翻訳を依頼したときのこと

製品の多言語化(翻訳)の担当をした時の話です。
私は当然翻訳ができないので、翻訳会社(専門家)とのやり取りが発生します。
正直、翻訳は答えもあるため単純作業だと思っていました。

もともと翻訳会社とやりとりをするにあたって、当初間違えていたことは

  • 私が持っている知識ベースは専門家にも伝わると思っていた。
  • 専門家から必要となる情報の提示があると思っていた。
  • 専門家は、間違いない丁寧な仕事をしてくれると思っていた。
Todd
Todd

丸投げしても、ちゃんとやってくれる!

結果、誤訳の山ができて、色々な人に怒られながら、修正する毎日。
神経すり減らしました。

もっとやっておくことがあったのか?でも私は翻訳の知識がないし。

正直、翻訳会社が悪いと思って、会社を変えました。
結果変わらず、さらに炎上。ようやく重い腰を上げて原因分析に取り掛かる。

結論:

  • 全然商品のことを理解していないので、適当な訳を当てていた。
  • そもそも、商品を理解すると言う工程はなく、単純にGoogle翻訳と変わらない結果が出ているだけ。
  • 単純に翻訳者に多くの情報を収集するための給与は支払われていない。
    (要するに安かろう、悪かろうとなっている)
Todd
Todd

当初は聞いていなかったので、追加費用が掛かるといわれて、結果的に費用が高くなる悪循環に突入

専門家も専門分野は得意ですが、あなたが持っているスキルを持っているわけではない。
あなたが持っているスキルを、うまく伝える技術が必要になります。

どうやったか?

Todd
Todd
  • 商品の説明や1つ1つの用語に対して、粘り強く説明を実施 (知識の共有)
  • 品質基準を明確にして、誤訳を防ぐ
  • 実現するための対価を支払い

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https://todd-uplife.com/translation_request/

まとめ

  • 専門家は特化していることが多く、相手の専門を深く理解しておく必要がある
  • 専門家は、その分野のエキスパートだが、あなたの常識は通じないと考えておく
  • そのため、こちらの期待値や必要な知識は確実に伝えておくこと
  • 期待値や必要な知識が多いほど、見合う対価を支払わないと動いてくれない。

まとめを見ると、専門家に出すの難しいなって思われるかもしれませんが、
確実な成果を出すためには、専門家への依頼は絶対に必要です。

それでも、あなたがやった方が良いと思った方は、以下の記事をご覧ください。

https://todd-uplife.com/leave_work/
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